私が本格的に受験勉強を始めたのは、高校3年の5月に部活を引退してからでした。その頃、数学と英語が特に苦手で、「本当に伸びるのだろうか」という不安でいっぱいでした。
東進を選んだ理由は、自宅から近く、自習室が日曜・祝日も利用できる点や、映像授業、二次試験の添削、過去問演習のサポートが非常に充実していたためです。以前通っていた塾とも比較しましたが、あらゆる面で東進のほうが良かったため入塾を決めました。
特に印象に残っている指導は、自分が解説を読んでもわからなかった部分を、納得するまで何度も様々な角度から説明してもらえたことです。また、教材の中でも共通テスト英語の映像授業が非常に効果的で、受講後わずか1ヶ月で約40点も点数を伸ばすことができました。
学習環境としては、主に塾の自習室を使っていました。他に勉強できる場所が閉まってしまう夜間や祝日でも利用できたため、非常に助かりました。また、週に一度友達と行う30分のミーティングや、同じ空間で友達と勉強することで、モチベーションの維持や精神面で大きな支えとなりました。
勉強法の工夫として、私は問題を解く際に目標の時間を設定し、だらけず集中力を維持することを心掛けました。また、教材の目的を自分で明確に決めてから取り組むことで、効率よく学習できました。志望校の過去問演習では、最初の2〜3年分で傾向を把握し、自分に不足している部分を重点的に補強した後、再び過去問演習に取り組むようにしました。模試については、最初は点数や判定を確認するだけでしたが、後半は苦手な分野の発見や効率的な復習方法を模索するツールとして活用しました。
受験期間中に気をつけていたことは、周囲の意見やネットの情報に流されすぎず、かといって全くアドバイスを無視することもないように、適度なバランスを保つことでした。また、勉強中に余計な会話が多くなりすぎないよう、勉強仲間を2〜3人に絞り、昼食や移動時間など、適度な息抜きをする時間にのみ会話を楽しむようにしていました。
後輩の皆さんに伝えたいことは、受験期は本当に大事な時期ですので、周囲に流されず、自分が最も効率が良いと思える勉強方法で取り組んでほしいということです。最初はなかなか伸びないかもしれませんが、秋や冬頃から数学以外の教科は急激に伸びます。志望校は少し高めのところに設定して、共通テスト後の複数のパターンを考えておくことをお勧めします。
東進に通って良かったことは、気軽に質問できる環境が整っていたこと、過去問演習のサポートが手厚かったこと、そして友達と一緒に休日や長期休みに勉強できる環境があったことです。他の人に勧めるとしたら、特に質問対応と過去問サポートの充実度は、誰にでも強くお勧めできるポイントです。